Little Lithuania

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リトアニア~リネンの旅③ヴィリニュス空港周辺 2011.3.30

ホテルでの寝つきは比較的よかったが、6時間の時差に身体は
急には適応しないもので、朝方4時近くにはぱっちりと目が
覚めた。
窓の外を眺めても、辺りはまだ真っ暗で、薄暗い街灯に照らされ
た通りの様子がごくうっすらと見える程度。灯りの照らされた
部分にだけ、雪がちらついているのが見える。

昨夜のうちにリトアニアに着いたとは言えど、まだ街の様子は
見ていない。夜が明け、ずっと来ることを夢見ていたこの国の
様子をこの目で確かめてみるのが待ち遠しくて仕方がなかった。



興奮しているせいだろうか、部屋のバルコニーから外を眺めても
覚悟していたほど寒いとは感じなかった。冬の間は-20℃の
寒さを体験するというこの国にも、ようやく春の兆しが見え始め
ているということなのだろうか。

辺りがすっかり明るくなると、早めの朝食を済ませ、
リネンキッズCEOのIndreに会うまでの時間、ホテル周辺を散策
してみた。



洟をすする音がしっかりと録音されているところを見ると、
気ばかりは熱気立っていても、身体はやはり寒がっていたのだと
見える。

719_convert_20110409011042.jpg

前述した通り、ビリニュス空港は市街地から5キロほど離れた
所にあり、華やかさは感じられない。背の高い街路樹と
通りの古びた建物が織り成すその風景は、どことなく旧ソ連
時代を感じさせるものだった。

現地の人々にしてみれば、取り立てて何の変哲も無いこの辺りの
景色を、アジアの中年女が一人、カメラや携帯を交互に操り
ながら忙しく撮影する様は、さぞ奇妙だったに違いない。

とうとうリトアニアに来た!!

更なる興奮が沸々と湧き上がる。


  1. 2011/04/09(土) 11:52:35|
  2. リトアニアリネンの旅
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リトアニア~リネンの旅②現地入り 2011.3.29

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広島→羽田空港→成田空港→コペンハーゲン→ビリニュス


待ち時間を合わせてほぼ一日がかりの旅。
リトアニアの首都ビリニュスの空港に着いたのは12時を
回る少し前の真夜中だった。長旅にも関わらず、ビリニュス
の町並みが機内の窓に姿を現し、飛行機が着地する時の興奮
は、人生初の海外旅行でロサンゼルス空港の滑走路に降り立
つ瞬間のそれに匹敵するものだった。

インターネットや書物から得た無機質な情報が、今リアルさ
を帯びて新しい物語が始まろうとしている。

空港を降り、まずは予約したホテルを探す。空港のすぐ近くと
聞いていたが、それらしきホテルはあっても、手元のコピーの
ホテル名と一致しない。

おかしいな。もしかしたら少し離れた所にあるのかもしれない
・・・

しかし、外は真っ暗。そもそも街中から5キロほど離れた飛行場
付近にお店などなく人通りも皆無。更に飛行場内部の数少ない
ショップやオフィスも全てクローズしている。一緒に飛行機を降
り立った乗客達も次々と空港を後にし、もちろん携帯も繫がら
ないし・・・この暗闇の中、日本からはじめて来た女性観光客が
一人、ホテルを探し歩き回るのはあまりにも危険すぎる。

そこにいる誰かに聞くしかない。

現地人らしき人たちは、ほとんどが男性で、厳つくてぶっきら棒
で、(私にはそう見えたw)人選を間違え逆に狙われてしまったら
どうしようという恐怖が先行し、中でも背の低いやや丸顔の温厚
そうな殿方に声をかけた。

リトアニアでも英語は通じると聞いていたが、年配の方にはあまり
分からない方も多いらしい。滞在するホテルがどこにあるのかとい
う簡単な質問は分かってもらえたらしいが、その後、何を答えるわ
けでもなく、ただ仲間らしき厳ついタイプのリトアニア人と何やら
リトアニア語で会話した後、私のスーツケースは、厳つい方のリト
アニア人に運ばれ、彼の所有するタクシーへと積み込まれた。

なんだ、タクシーの運転手だったんだ。
やはりホテルは少し離れたところにあるんだな。
でも待てよ・・・私、まだ現地通貨に両替していない。
空港内の両替場はもう閉まっているし・・・
ここは日本円でなんとか!とお願いしても、それはダメだと厳つい
顔で断られ、空港内のキャッシュディスペンサーで下ろせると指示
される。焦る思いでなんとかクレジットカードから現金をゲットし、
タクシー乗り場に戻り先ほどの運転手を探すが、リトアニア男性が
全て同じ顔に見え、誰だったのかわからないw
仕方ないので別のドライバーを捕まえて、このホテルに連れてって
欲しいと伝えると、

「その必要は無い。そのホテルは、ほら、すぐそこのホテルだよ。」

と指を刺す。

そう、それは先ほど自分がそれらしきホテルと認識していた、空港
と隣接しており歩いて一分もかからないであろうそれだった。
そして、ビルにデカデカと掲げられたホテル名は、自分の予約した
はずのものとは一致しなかったものの、ホテル内のロビーには
間違いなく同一の名前が記されていた。

まぎらわしいわーーー!!!


心の中でこう叫んだのは言うまでもない。
そして、もしも最初のタクシーに乗っていたとしたら、いったい
どこへ連れて行かれていたのかww
たとえ厳つくても悪い人には思えなかった。きっと別のホテルと
勘違いして、そこへ連れて行ってくれようとしてくれていたんだ
ろうと信じたい。

でも・・・そうであっても、前のタクシーを選んでいたら、きっ
と初日から泣くことになっていたに違いない。

せめて今夜は何も考えず、ぐっすり眠って旅の疲れを取ることに
するか。
  1. 2011/04/08(金) 18:15:07|
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リトアニア~リネンの旅 ①出発 2011.3.29

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数日前のことが、すでに夢のようである。
この仕事を始めてから、ずっと夢見てきたことがつい先日とうとう
実現した。

リトアニアへの旅・・・

そもそも、リトアニアという国の存在をなんとなく意識し始めたの
は、それほど昔のことではない。
語学やハンドメイドなど、主婦に少し毛が生えた程度の自分の能力
でも、上手に生かして何か世の中の役に立てないものだろうか・・
子供を生んでから、ずっと心の中でこう考え続ける中、最初に目を
つけたのは、実はリトアニアリネンではなかった。

趣味のハンドメイドを通じて、徐々に布そのものの知識も深まり、
何か普通ではない特徴的な布を扱いたいと考えるようになった。
最初に個人輸入を始めたのは、アメリカのビンテージ布で、その
サブ的な販売用の布としてリネンを考えていた。

比較的高価なビンテージ布と釣り合わせる為には、比較的高級な
布でなくてはならない。それでいて特徴的であり、あまり日本に
はない物・・・ハンドメイドを経験したことのある者にとっては
リネンは質の良い高級素材としてよく知られているが、まだまだ
一般的な素材ではない。更にフレンチリネンやアイリッシュ
リネンという、リネン業界では名の通ったこれらの傍らに、ごく
控えめに、しかし何か奥深い可能性のオーラを放っていた布、
それがリトアニアリネンだった。

探していた布はこれだ。

直感的にそう思った。
この瞬間から、自分の中でリトアニアやリトアニアリネン
そしてリネンそのものに対する知識習得のエンジンが動き出し、
同時にインターネットを使った現地リネンメーカーへのアプロー
チが始まった。
そしてこの布のことを調べれば調べるほど、コットン以外のその
他繊維の一つというだけでは片付けられないリネンの魅力を知る
ことになるのである。


何の手がかりも無いところからメーカーを探し出しコンタクトを
取るのは、それなりに苦労した。しかしこれとは別に、自分達の
予期せぬところから、幸運にも意外なアプローチがあったのも
この頃だった。

リトアニアへの私達の働きかけに気付き、「自分達と一緒に仕事
をしないか。」そう提案してくれたのが

リトアニア LinenKidsだった。

まず彼らのホームページを見たときに、ビビビと強く感じるもの
があった。そこには、スタイルやファッションを超えた、リネンの
もう一つの可能性、まさに自分達が求めていたこの素材の位置づ
けを見事に捕らえ、また素材の健康的な要素にこだわり、「子供
リネン」に特化したビジネスモデルが形作られていた。

平坦な日常の中に、幸運はいつ訪れるかわからない。
しかし、人生において進むべき道には必ず神様が存在し、絶好の
タイミングと奇跡的な出会いをごく気まぐれに贈ってくれる。
そこには少しの勇気が必要であり、数々の失敗もつきものだと思う。
そして、運命の神様には前髪しかないというのも、また事実かもし
れない。

リトアニアリネンは、素材そのものと深い歴史を併せ持った魅力的
な素材である。それをこの目で確かめるために、運命の出会いから
数年後の今、その地へと旅立った。自分目線ではあるけれど、この
国の魅力をこれから読者の皆様と一緒に分かち合えればと思う。








  1. 2011/04/08(金) 15:10:52|
  2. リトアニアリネンの旅
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